さああしたはどんなじぶんになりましょうか、と自然に思う癖がついているので、性格は日替わりだし、そんなぼくにむかってあなたは気分屋ね、というひともいるけれどようするにまったく気分屋でない日とかもあるので、そういうのも含めて、さああしたはどんなじぶんになりましょうか、と考えるのがたのしかったりする。
変わっていますね、と言われて喜んでいるひとはたくさんいる、その時点で冷める。
というか変わってないやん一緒やん埋もれてるやん、となる。
マイノリティ目指して個性的になろうと進むひとも多いけど、その発想がすでにマジョリティすぎておつかれさまです。
じぶんも含め、みんなまだまだ、スタートラインにすら立ててないんじゃないの?とおもうし、それでもやっぱり個性的でありたいし変人とおもわれたい、でもそれこそが結局は無個性で凡人で、そこをぐるぐると回っているという自覚が大事なんだよ!!!!!!!という話。
だからこそ見るべきところ向かうべきところは見誤ってはいけないね、ね、ね。
じぶんにしか作れない価値なんて、そんなもの本当にあるのかな。
怪しいので、まあ本気では探さないけど、まあ見つかればラッキーだな程度でちゃんと、頭の片隅においておきます。
文と絵 山本こう太